2008年夏(7/25~28)、台湾に遊びに行ってきました。
で、現地で日本語の勉強をしている人を見かけたわけですよ。MRT(地下鉄)の車内で。
普通に使っているとなんとも思いませんが、日本語ってやつは本当に難しいと思います。
なんで漢字だけじゃなくカナがあるのとか、なんでこんなに漢字に何種類も読みがあるのとかいろいろと。
そこで今回は、そんな方々に敬意を表してこのページについても中国語訳を添えることにします。(現在翻訳作業中)
(これに伴い、このページは文字コードをUTF-8で記述することにします)
なお写真が非常に少ないですが、台風とかでそれどころではなかったので勘弁してください(死
第一日(金曜日)
今回の旅の目的は2つ。
ひとつは台湾新幹線(高鉄)に乗車すること、もうひとつは台湾最大の同人誌即売会
「Fancy Frontier」に参加することです。
台湾への移動にはエバー航空(全日空とのコードシェア便)を使用。台湾行きは3回目ですが、
今まですべてエバー航空を利用していたので今回もなんとなくという感じです。
何気なく空港に行ったらハローキティジェットだったのでちょっとびっくりしました。
まあなんにせよ私にはチャイナエアラインを使う度胸は無いです。値段が大幅に違うとかいうわけでもないし。
台湾の桃園空港に定刻どおり到着。ともあれ、ここからは日本円は基本的に使用不可。まずは空港の銀行で両替。
日本を出てから両替したのは、そのほうがレートがいいとガイドブックなんかに書いてあったからです。でも
出国時のレートを見てないからお得かどうかは分かりませんでした。まあ手数料が安いのは間違いないと思います。
1ニュー台湾ドル(以下基本的に現地の表記に合わせてNT$と書きます。他に元、圓などの呼び名がありますが
すべて同じです)は約3.6円・・・これは前に訪台した時とあまり変わっていませんでした。しかし古い50NT$
コインはいつから使えなくなってしまったんでしょうか。交換してもらう時にちょっと怪しい目つきで見られてしまいました。
窓口の方、混乱させてすみません、ニセ金じゃないですw
さて、いきなり困ったのが高鉄の駅へ行く方法です。バスがあるのですが乗り方が分からないし、タクシーだと
割高になりそうだしで挙動不審になること数分。結局、目的地を書いた紙を窓口の人に見せて案内してもらいました。
以前の訪問で、ヒアリングができない分筆談の強力さを身にしみて感じたのでメモ帳と筆記用具は必ず持ち歩く
ようにしています。ただ、あまりにおおっぴらに外国人観光客である事をアピールすると逆に狙われる危険も
あったりするので難しいところです。実際、普通に歩いていればほとんど見分けがつかない(中国語で話しかけられる事も
普通にある)ので、この手は本当に困った時にだけ使うようにしました。木を隠すなら森・・・ではないですが、筆談で
意思疎通を図ろうとするという事は、会話はできませんと自分から表明しているようなものですし、基本的には
目立つ行為は控えたほうがいいのではないかと思います。せっかくの海外なのに・・・という気もしますが、
私チキンですから(死
あっという間に高鉄桃園駅、と言いたいところですが空港からはけっこう距離があります。うーん、地下駅だし
もっと文字通りの空港連絡鉄道みたいな感じにすれば便利だったんではないかと思いますが・・・
でも空港へのアクセスはバスやタクシーが主流っぽいから現地の人はこれでも困らないのかな。そもそも普通に
暮らしてる人は国際空港なんか行く機会が無いというのもあるかも知れませんし。
桃園から台北までは所要時間20分で140NT$(自由席/金曜~日曜の料金)。
日本の新幹線の感覚からすると異様に安い感じがします。なお、日本のように距離が長くなるほど料金が逓減する
という事がありません。例えば、台北~左榮は1340NT$ですが、台中でいったん下車する場合だと
台北~台中が630NT$、台中~左榮が710NT$なので合計金額は変わりません(いずれも
自由席/金曜~日曜の料金)。それどころか降りる駅によっては通しで乗車するより安くなってしまう事すらあります。
まあ分かりやすいといえば分かりやすい料金体系ではあります。
台北到着、とりあえずホテルへ。今回は、以前の訪台時にタクシーの車内から見かけて「次に台湾に来るときは
絶対ここに泊まってやる」と心に決めていた
圓山大飯店をチョイス。
しかしMRT圓山駅から無料送迎があると知らなかったので劍潭駅から歩いて行ってしまいました。アホですか私は。
無料送迎については一応ホームページに書いてあるけど、非常に分かりにくいですね。このへんちょっと
改善してほしいものです。
このホテル、観光客の増えた現在でも日本語のサービスは多少不便なようで、案内パンフレットやホームページにも
誤植がけっこうあったりします。しかし意思疎通の面では問題のないレベルでしたし、全般的なサービスのきめ細かさと
迅速さはさすが一流だと思いました。
さて、「Fancy Frontier」のカタログは当然ながら現地で調達することになります。とりあえずMRTで公館駅へ行き、
現地の漫画・アニメ・同人誌ショップ(と言っても日本のようなものではなく、規模の小さな店内にいろいろ詰め込んで
ある感じです)
「GREENWOOD」へ。
実は前回台湾に来た時もこの店を探して歩いたのですが、見つけられませんでした。今回はかなり入念に下調べをして
おいたのであっさり発見、カタログをゲットしました。2日間開催のイベントで、通しで参加するサークルについては
1日目と2日目で同じカットが掲載されていたりする・・・とはいえ、全部で120ページ以上もあるなかなか
強力なカタログです。紙質はちょっと悪いかな。あんな薄い紙で白色度が高く、コミケの過酷な環境下で
実用に耐えるカタログを作ってしまう○信印刷の恐ろしさを改めて実感w
ちなみにこのカタログ、(一部の)
ファミマでも売ってます。おそるべし台湾のオタク事情。と言うか、
カタログの表紙に「行政院文化建設委員会」なんて名がある時点でかなりアレな気がします。
・・・政府公認ですかこのイベントは??
ということでカタログをゲットしてホテルに戻り、一日目は終了。
しかしニュースでは休みなしに台風情報のテロップが流れてます。
各局ともに趣向を凝らした派手な演出で台風情報を流しているので面白い・・・ではなく、ちょうど帰国の日に
直撃しそうな勢いなんですが。大丈夫かなぁ。
第2日(土曜日)
お待ちかねの「Fancy Frontier」一日目。
大胆にも会場は台湾大学の中にある総合体育館「台湾大学巨蛋体育館」(蛋=タマゴ。つまり「ビッグエッグ」というわけです)。
10時半に一般入場開始だったのでまあ2時間くらい前には着いとくか~、という感じで颯爽と出かけたのですが、
全然ダメです。甘く見てました。文字通り台湾全土から(私みたいに他から来ている人もいるでしょうが)この日を
待ちわびた人たちが集まってきているわけで、なかなかにすさまじい入場待機列です。
駄目だこいつら・・・早くなんとかしないと・・・
とか言ってる場合ではありません。亜熱帯の太陽の下でひたすら我慢×2。結局列が動き始めたのが11時、
そこから入場までさらに30分かかりました。なんてこった。
こちらの即売会では、カタログに入場券が綴じ込んでありますがこれは入場の時に回収されてしまいます。
代わりに手にスタンプを押されて、以降はこれを見せることで再入場が可能になるシステムです。
しかしねえ・・・カタログの受け渡しによる「キセル入場」やスタンプの偽造ができない(来場して押されるまで
絵柄もインキの色もわからない)という点では優れているシステムだと思うのですが、とにかくやたら暑いので
すぐ汗で流れる、人にぶつかった時にこすれて落ちる(実際に会場内では、背中に他の人に付けられたスタンプの跡が
ついている人をときどき見かけます)、等の問題もあってイマイチな感じもします。
で、会場内はとにかくすごい人です。動けません(マジ)。イベントスペースは1階と3階に分かれているのですが、
まんべんなく人、人、人です。
さて、会場内は基本的に写真撮影禁止なのです。それは分かっているのですが、このあまりにも日本のイベントと
かけ離れた熱気というか感覚を伝えるには文字だけでは不可能だと思ったので一枚だけ写真を撮らせていただきました。
会場内からではなく4階のフリースペースからの撮影である事、コスプレイヤーを標的とした撮影ではない事を踏まえて
ご容赦いただきたいと思います。逆に、この写真を見て台湾のイベントに興味を持っていただける方があれば私としては
これほど喜ばしい事はありません。
とかなんとか理由をつけて公開。
体育館のフロアが即売会場で、周りの客席(4階)はフリースペースになっています。買い物に疲れた人や、会場内で
開催されるイベントをじっくり見たい人は4階に上がって休憩すればいいわけです。しかしなんというか、
気分は衆人環視プレイ。
そして会場内には、サークルの宣伝のぼり(見てのとおり、かなりデカいディスプレイも可能)が多数見えるほか、
向こうのほうにはイベントステージ(中央のモニターがついている部分の下)や企業ブース(イベントステージの左右に
連なっている白いパーティション)も見えています。
なんでも一か所に詰め込むから余計に混雑するのかも知れませんが、これでも下に降りて実際に歩いてみると、
意外とステージ周辺とかは整然としていて、買い物する人は買い物する、イベントに注目する人は立ち止って見る、
という感じで目立った混乱はありません。
ネタとしてはボーカロイド、ギアス、リボーン、東方が多いでしょうか。最近の作品はよくわからないので見落としも
あるかもしれませんが。
しかし「ゆっくりしていってね!!」ネタとかが普通に使われていたのには少々感動しました。
あと、あの阿部さんの団扇はどこで配ってたんでしょうか。なんかすれ違う人みんな持ってましたがw
第3日(日曜日)
台風がさらに接近。
その雨雲の影響で台北は朝から猛烈なスコールに見舞われました。
日本でこんなのが降ったら身動きが取れなくなるような激しい雨ですが、こちらの人々はわりと慣れていて平気なのか、
普通に歩いてました(傘さしてるけど、明らかに風雨がきつすぎて防ぎきれていない。でも平気)。
昨日の反省を踏まえて開場3時間前に会場最寄駅の公館にたどり着いたものの、いきなり挫折しました。
この雨はヤバすぎますよ・・・というわけで、いったん会場を離れる事に。
向かった先は台北駅。最初の日は桃園から乗った高鉄ですが、この日は台中まで行ってみることにしました。
本当は終点の左榮まで行きたかったのですが諸般の事情により断念。まあでもこれで今度台湾に来る時のために
「やり残した事」ができた、という事にしておきますw
写真は台中駅です。意外にも、台北を離れると天気は良く日差しが降り注いでいました。ただ、空の大部分が低い&厚い
雲に覆われていて風も強く、台風接近時特有のあの感じは日本と変わらないなぁ・・・と思いました。
あと、新幹線の鼻先が鳥かなにかの血で汚れてるのも日本と同じですねw
とりあえず高鉄乗車の目的を果たしたところで台北へ戻り、ふたたび公館へ。
時刻は12時20分。すでに入場フリーになっていたのでスコールに降られる事も無く、余裕の会場入りです。
うむ、狙いどおり(本当か)。
本日の目玉は若本規夫&ゆかなトークショー。
12時からなので本当はそれより早く入りたかったのですが、まあ仕方ないです。あのスコールの中で何時間も
待つなんて苦行は私には無理です・・・
そして、若本御大トバしすぎw
・ゆかながテッサについて聞かれて、いろいろ彼女の良い点を挙げて「とても良い子だと思います」
と褒めた時にいきなり
「そぉれはボクのことかなぁあああ?」
・音速丸について聞かれて
「あれはねぇー、ほとんどボクのア・ド・リ・ブ」
・「ひつぅぅぅじがぁぁぁ、いぃぃぃっぴきぃぃぃぃぃ」
「ひつぅーじがぁー、にぃーーひきぃーーー」(以下5匹まで中略)
「早く寝ろ!!!」
いやはや、なんともかんとも。
最後はしっかり「謝謝!」でしめくくってました。流石若本、俺たちにできない事を平然とやってのけるッ!
そこにシビれる(略)
さて、会場の外に出るとさながらコスプレ広場。
カメラ登録とかの制度は無く、比較的自由に撮影が行われてます。この写真に写っている人は(たぶん)全員
「Fancy Frontier」の参加者。すごい熱気です。もちろん、会場内にもまだ人が山ほどいます。
会場には痛車も参上。お望みどおり写真に撮って永くその姿を記録しておくことにしましょうw
あとはまあアレです、台風が嫌だったのでさっさとホテルに戻って、白鵬の全勝優勝の瞬間を見届けたりとか。
(←何しに台湾まで行ったんだ)
しかし現地の台風情報ではヤバそうな話題が次々と出てきます。猫空のロープウェイが運休、ほとんどの県・市で
公共交通機関が運休、学校も休み、各航空会社が国内線全面運休を決定・・・などなど。無事帰れるのかこれ。
第4日(月曜日)
飛行機の時間が非常に早いので4時半に起床(結局これはさすがにちょっと早すぎましたが)。
ものすごい勢いの雨と風は全く止む気配がありません。
しかし国際線は飛ぶようです。日本の感覚で外の様子を見る限りではにわかに信じがたいものがあります。
フロントでチェックアウト、セーフティボックスから貴重品を受け取って準備完了。
しかし、ある程度早く(前日とかに?)予約しておかないと空港行きのバスは来ないようです。
仕方ないのでタクシーを呼んでもらいました。桃園空港までは定額だそうで、1200NT$
(定額なのはホテルから呼んだからで、たぶん街中で流しのタクシーとか捕まえると値段が変わると思います)。
高鉄の料金と比べるとかなりお高いような気もしますが、高速道路を通るうえに1時間近くもかかるので、
それを考えるとやっぱり異様に安いですね。でもバスの予約をしとけば100NT$だったらしい・・・うーむ。
しかし・・・ねぇ。
あまり言いたくはないんですが台湾の人の運転は(日本と比べると)かなり荒っぽいです。
ギャンギャン追い越しとかかけるし、割り込みも平気でやってきます。おまけに早朝で空はまだ暗く、
それでなくても猛烈な風雨の中なので怖さ倍増。
そうこうするうちに空港到着。結局出発時まで天候は回復しませんでしたが、なんだか意外と普通に
飛んでくれたので拍子抜けというか、びっくりしました。台湾は南国で周囲の海水面の気温も高く、台風は衰えるどころか
むしろ勢力を増しながら突っ込んで来るのが普通なのですが、こちらの航空会社の人たちはそのせいで
悪天候の中での離着陸に慣れていたりするのでしょうか。まあ考えようによっては頼もしい限りですw
帰ってきた日本は晴れ。出発時のあの荒天が嘘のようです。
と言いたいところですが、各地で局地的大雨が降っていたらしく、その影響でダイヤが乱れて帰宅は予定より
1時間以上も遅れてしまいました。まあ、無事に帰って来ることができたので何よりです。
というわけで、後半になればなるほど色々トラブルが重なってきた旅でした。
なら旅行に行くなというのはまあお約束ですが、それでもあえて声を大にして言わせていただきましょう。
「ああ、やっぱり家が一番だわ!!」
(完)